月刊人事労務

管理職の罰ゲーム化

◆管理職の罰ゲーム化とは

人材不足や働き方改革のあおりを受けて、管理職に求められる責任とタスクは増えるいっぽうだ。それなのに、適切な待遇やワークライフバランスが伴っていない。
そのせいか「管理職=罰ゲーム」というイメージが広がっている。
とくに30代、40代のビジネスパーソンの中で管理職になりたくない人は、予想以上に多い。

◆管理職を嫌がる5つの理由

なぜ、これほどまでに管理職を嫌がる人が増えているのだろうか。

(1) 責任が重くなる

管理職は部下の成果や失敗も、すべて自分の責任だと受け止める人が多い。

(2) 業務量が増え長時間労働になる

管理職の仕事は、自分の業務だけでなく、部下の進捗管理や育成、トラブル対応など、多岐にわたる。

(3) 現在の業務内容で働き続けたい

そもそも管理職になりたいと思わない人が増えていることだ。かつては「部長」「課長」という肩書がキャリアのステータスだった。しかし最近の若手社員は、肩書ぐらいでステータス感などは微塵も感じられない。

(4) 部下を管理・指導する自信がない

「人をまとめるスキルに自信がない」「リーダーシップを発揮できるイメージが持てない」と感じる人が多い。

(5) 業務にあった賃金が得られない

一般社員時代に支給されていた残業代が、管理職になると固定手当制になる。結果的に収入が下がってしまうケースも珍しくない。

 

◆決して罰ゲームではない

管理職は決して罰ゲームではない。自分の成長にもつながるし、市場価値を上げることにもつながる。管理職にならないと得られない貴重な経験はたくさんあるのだ。
状況に応じてリソースを配分する「目標管理」へ意識を変えていこう。決して難しいことではない。

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